WindowsとMacどちらを選ぶ?

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こんにちは。別記事でもちょっと書きましたが、初めてパソコンを選ぶ時に真っ先に悩むのが、WIndowsが動くパソコンを選ぶべきか、Macを選ぶべきか、ではないでしょうか。今回はその辺りについて説明します。

Macっていいよね

日本国内でスマホの所有率は2024年度の調査で約97%なのだそうです。そのうちApple社のiPhoneが約60%を占めている様です。単純計算では日本人の約2人に1人以上はiPhoneを使っているという事になりますね。

こうした日本国内でのiPhone人気に伴い、最近はパソコンもApple社のMacを選ぶ方が増えてきました。Macの良いところは、iPhoneやiPadとの親和性です。写真やミュージック、メモなどの使い勝手はほぼ同じですし、iCloudを使ってデータも意識することなく同期されます。もっと言えば、iPhoneが近くにあればMacで電話も使えたりします。

実はワタシもWindowsパソコンの他にMacを所有しており、普段リビングでダラダラ使うのはMac、ちょっと腰を据えて作業をする場合は大画面ディスプレイを接続したWindowsパソコンという具合に使い分けています。それぞれのPCはiCloudや、自宅に設置したファイルサーバー(NAS)でデータを同期しているので、その点では全く困りません。

なので、iPhoneやiPadを持っている方には是非ともオススメしたいところですが、初めて買うパソコンという意味では少し考えるところがありますよね。今回の記事の趣旨でもあるので話を戻します。

我が家の事例

とある大学に無事合格が決まった我が家の子供が、大学でパソコンが必要になるから購入したいと言ってきました。安い物ではないので大学で貸してくれないのかなと思いながらも、どんなパソコンが必要なのか尋ねると、WindowsでもMacでも良いけど出来ればMacが欲しいとの事。

欲しいのはわかったけど、どんな目的で使うのか気になったので、大学のパンフレットで調べたところ、大学内に設置しているサーバーにWindowsの仮想環境があり、そこにリモートデスクトップで接続することが分かりました。つまりMacを操作していても、実際はWindowsを使うということ。それなら問題ないという判断でMacを買い与えたのですが。

MacでもExcelやパワーポイントは動きますし、それだけ使うならMacでも困らないとは思いますが、やはりマクロを使ったり、少し凝ったことを組み込んだファイルの場合はMacで動作しないこともあります。ちなみに、今は殆ど使わないであろうAccessはMac版のOfficeにはありません。Windowsとこの様な差があれど、リモートで他の学生と同じWindows環境下で作業できるのであれば、この点は何も心配しなくても良いでしょう。

また、よく言われるのは、WindowsとMacでキーボードやユーザインタフェースが異なるから、就職したら困るよなんて言う方もいますが、デジタルネイティブな学生さんなので1ヶ月も使えば慣れますよね。

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使う目的は何でしょう

学生さんはともかく、先に書いた差が個人ユースで問題になることは殆どありません。現在はどの企業でもセキュリティの問題で、個人所有のパソコンを利用することは禁止されているケースが殆どですし、個人使用での目的を考えるとそもそもマイクロソフトのOfficeを入れる必要があるのかとも言えます。

Windowsを使うメリットは、やはりアプリケーションソフトの多さです。Windowsは圧倒的なシェアを背景にフリーウェアも含めて、過去から定番や名作と呼ばれるアプリが次々に生み出されました。この様な豊富なソフトウェア資産を利用する目的であれば、Windowsパソコンを選択するのが正しい選択ですし、ワタシもその理由でWindowsパソコンを手放したことはありません。

Macを使いつつWindowsに後ろ髪を引かれる方は、Mac上にWindows環境をインストールできるツールもあります。これがあれば解決します。

また、Windowsパソコンは様々なメーカから販売されていますが、性能グレードにより幅広い価格帯でハードウェアが選べるのが魅力です。尤もこれも使う目的によって性能を選ぶという行為が必要なのですが、例えば自作パソコンでは最初は安価で比較的性能の低いパーツで組み立て、やりたい事に応じてパーツ単位でグレードアップしていくという事も可能です。これはMacではできません。

何を買うべきかではなく、何が欲しいか

結局のところ、今はどちらを選んでも正解と個人的には思います。つまり本当に欲しい物を選ぶのが幸せです。それが性能以外の側面、例えばデザインや重さもそうですし(Macは以外に重い)、先に書いたiPhoneとの親和性に魅力を感じれば、たとえWindowsが必要な状況であっても、Macを買った方が満足度は高いでしょう。最終的には何を買うべきかよりも、何が欲しいかという思考で選ぶと良いかもしれません。

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